美少年が民事再生法の適用申請

KUSHIBIKI2009-04-18

ちょっと薄日が射すような天気だけれど、今日も低温。

まるます家は土曜日としてはあまり込んではいないね。それでもほぼ満席で、16番辺りに空きがあったので入ります。つまみはささやかにひたし豆をもらいましょう。

でも、東京育ちには「ひたし」は言いにくい。だけれども、メニューにある「お」ひたし豆とも言いたくは無いね。これはあくまでも「ひたし豆」。東京風に言うなら「したしまめ」だけれどね。大阪育ちのマスターはひたし豆というものは知らないと言っていた。大豆を茹でて醤油味にしたようなもんだけれどね。

師匠が来てひとまず3番に座って、その後私の隣が空いたので移ってきた。いや、昨日から寒くて仕事が大変とか。

ひたし豆をつまみにゆるゆると過ごして、気持ち良く出ます。

今朝の新聞に、熊本の美少年酒造民事再生法の申請をしたと言う記事が出ていましたね。あれだけ人気のあった酒も社長の不心得一発で瀕死ですね。

美少年酒造のホームページは、社長の詫び状があるだけになっています。その内容はというと、

「今回報道されております件につきまして、大変申し訳なく深くお詫び申し上げます。」と有るだけで、報道された内容は一切書かれておらず、それの原因は何かも、改善策はどうするかも、会社再建の方策も書かれては居ない。

報道された件とは、要は1級米を仕入れたことにして、それを酒造用としては最下級の3級米と交換して差額を社長がポケットに入れて小遣い稼ぎをしたつもりが、非食用の事故米をつかまされていたと言うことだよね。

最近の食品不祥事で経営者が学ぶべきことがあったとしたら、不祥事の詳細を正直に公表してその原因はどこにあったか、解決策はどのようにするかを明確に発表すること、そうしなければ会社の継続はできないと言うことだろうに、内容が全く無い詫び状を発表して、それでお客が納得するとでも思っていたんだろうか。

会社がつぶれて社長が路頭に迷うのは自業自得だけれど、社長に言われたことをおかしいと反発しながらも反論も出来なかった社員が路頭に迷うのは心痛むことだよ。

ニョウボが豚肉の塊りを買ってきたので、塩茹で豚を作ってみた。結構上出来。

  
豚のかたまり肉約400gに塩30g少々ぐらいをもみこんでポリ袋に入れて冷蔵庫に丸1日おき、水洗い後にアクを取りながら40分ぐらい茹でて完成。薄切りにしてからしで食っても旨いし、色々な料理にも使える。これは隠居飯と言ってもいいのかな。茹で汁には豚のだしが出ているから、これも使える。