牛スジ煮込み
昨夜からの雨が、昼前頃まで残り、午後から日差しが出ました。
まるます家は、結構客の入りが良いですね。2番に丸めがねさんが居て、3番が空いていたので座ります。
雨が冷たいので、少し温まる物をと、鯖の味噌煮を貰いましょう。七味をたっぷり掛けていただく。
出る頃には雨も上がったので、また思い立って牛スジ肉を買い込んで、スジ煮込みでも作ろう。
一寸多いかもと思いながらも、まとめて煮た方が旨く煮えると、800グラムほど買い込んだ。
隠居飯シリーズとして作り方を一通り書いておきましょう。時間を掛けて煮込むだけで、難しいことは何もありません。
分量は、牛スジ800グラムはさすがに多いと思うので、400グラム見当としましょう。それでも多いという人は200グラムぐらいで先ずお試しください。赤い肉らしい部分と白いいかにもスジと言う部分が混ざっていますが、半々ぐらいが良いかな。
先ずはたっぷりの水でゆでます。ねぎの先っぽの青いところ(ここは関東圏だからね)を一本分と根生姜の皮付きのまま3mmぐらいの厚さに切った物2枚ほどを一緒に入れます。蓋はしない。
沸騰するまでは強めの火で、その後はプツプツと沸騰が続く程度に火を弱めます。グラグラと煮る必要は無い。
茶色の泡のようなアクがたくさん出ますが、そのままで良い。においは良いとは言えないので、換気をしましょう。
沸騰後30分ほどゆでたら、茹で汁と野菜は捨てて、水を替えながら2,3度スジを洗いアクを洗い流します。
改めてたっぷりの水からゆでて、沸騰後5分ぐらいで茹で汁を捨ててまた水で洗います。
かなり柔らかくなっているので、ここで食べやすい大きさに切ります。
鍋に入れたスジの頭が一寸出るぐらいの水を入れ、醤油大さじ3、濃縮めんつゆ大さじ1、みりん大さじ3、日本酒大さじ1.5に、生姜の薄切り2枚を入れて、蓋をして1時間ほどことことと煮ます。
これでひとまずスジ煮は完成。それだけで食ってももちろん旨いけれど、野菜などを入れて煮ると、もっと楽しめます。
にんじん、大根、ごぼう、ゆで卵、とうふと何でも入れて一緒に煮てみてください。満足いただけること請け合いです。
なお、歳をとると煮ている途中で忘れてしまったり、居眠りすることも多いので、ガスレンジなどのタイマー機能を有効に使いましょう。機能が無ければ100円ショップのキッチンタイマーも役に立ちます。経験からの助言です。