鋸南町ばんやで旨い昼飯

KUSHIBIKI2009-01-29

どんよりした天気で、今にも雨が落ちてきそうだが、そう寒くも無い。

今日は先日テレビに出ていた内房の旨い飯を食いに行こうと朝の7時に出発。

先ずはガソリンを入れて。一時100円を切っていたレギュラーも今日は105円になっている。

環七から市川を通り、湾岸線の側道を行く。更に16号へ出て東京湾沿いに南下。

11時半頃に鋸南町の保田漁港到着。漁協直営の海鮮お食事どころ「ばんや」が目的。かなり大きい店だが、既に満席。

表に名前と人数を記入して、呼ばれるのを待つ。その間に壁の大きなメニューを見ながら何を食おうかと考える。

まあ、なんとなく、いかにもお得そうな朝獲れ握り寿司(850円)とイカかき揚げ丼(800円)にしよう。周りで食っている人を眺めても、いかにも満足できそうだ。

半日運転してきてガソリン代も掛けてやって来たなら、もっと贅沢に行ってみたいところだけれど、私もニョウボも貧乏性なので、なかなか贅沢もできない。それに素材の良さで決まる料理ならこういう漁協直営店も良いが、料理人の腕で決まる料理なら、東京で食いたい気がするし。

しばらくして席が空いて、注文して先ずはニョウボが頼んだかき揚げ丼が出てきた。普通サイズのどんぶりの上に、はみ出すようなイカと玉ねぎの掻揚げがドンと載っている。それに20cmほどの空き皿が付いてきた。これは何かと言うと、掻揚げが多すぎて飯にたどり着けないので、掻揚げを一時避難させるためのようだ。

実はこの掻揚げが三枚も載っているんだよね。それもかなり分厚い。揚げ加減もツユの味もなかなか良い。

今込んでいるので握りは少し時間がかかりますと言う寿司も10分ほどで出てきた。ネタは金目と鰯、スズキ、ワラサが2貫ずつに、ヤリイカが一貫。いかにも旨そうだね。

食ってみると、ネタはさすがに良い。握りとしてはそれほど上手く握っているわけではないが、十分お値段以上と言える。

一寸食いきれないかと思った掻揚げ丼も、結構食えてしまって、大満足だった。

他の料理はどうかと周囲を見回してみると、平目やスズキのあら煮は、直径40cmはあるかと思える大皿にかなりたっぷりと盛られて出てくる。これで630円なら大満足だろう。ただし小人数では絶対食いきれない。

食いきれなかった分は持ち帰れるように容器が一つ10円で売られている。

平目や金目の煮物焼き物はさすがに2千円以上になるが、大きさは相当な物だ。一人で食えるような煮物や刺身、揚げ物などは6百円台中心で、+260円で定食にできる。これでは人気があるのももっともだ。

 
メニュー/掻揚げ丼
  
ばんやの看板/ギラの丸干し。乾煎りして食ったら美味かった/3mほどの巨大なお亀ひょっとこ

満腹の腹を抱えて出てからは、道の駅を幾つか回って小雨の中を一路帰宅。18時過ぎに無事帰着した。

腹いっぱいだと道の駅などに寄っても、あまり食い物には目が行かない。