寒い日は鯉こく 隠居飯はうどん
今日も薄ら寒い日だ。
まるます家は、マスターとおひげのご夫婦が1番側に並んでいる。その間に椅子を持ち込んで入れてもらった。
今日は鯉こくだね。先ずは体をあっためないと。
マスターには早速昨日のブリコ語源ネタのお店での評価を聞いてみた。結構受けたようだね。友達に佐竹と言う奴が居るから、そいつに聞いてみようなんて言いだす客も居て、また売り上げ増加だとか。結構結構。
マスターは店を放り出して明日から北海道にスキーだと。北海道なら田中んところの生キャラメルをお土産にね、白い恋人なんかじゃ許さないよ!と言ったのはさっちゃんだっけ。
明日は私もニョウボと内房ドライブの予定だ。
ネタが少ないので、また隠居飯について書こう。うどんなどどうかな。
うどんは、干麺が良いな。茹で麺や生めんは賞味期限が短いので、それに追われるように食う羽目になる。
一人前は70gから100g見当だろう。はかりぐらいは持っていたほうが良い。ゆでるための湯は、1リットルぐらいは欲しい。
湯が沸いたところに麺をパラリと拡げて入れる。一度下がった湯の温度が戻って沸騰し始めたら火を弱める。底から小さな泡が連続して出ていて、麺がゆらゆらしているぐらいの弱い火でよい。蓋はしない。蓋をすると干麺臭さが残るような気がする。
昔から言われているびっくり水(差し水)はしない。これは昔の火力調節が細かく出来ない時代の吹きこぼれさせないため工夫の名残に過ぎない。
茹で時間は商品のパッケージに書かれている時間に従う。タイマーも有ったほうが良い。
茹で上がったら、そのまま茹で汁ごとどんぶりに入れる。麺を水洗いで〆てぬめりを取るなんてことはしない。
そりゃあ、〆た方が美味いのだろうけれど、いちいち面倒くさいし、水もガスも余分に必要だ。これでも十分に美味く食える。
ここに書いていることは、あまり料理をしてこなかった俄か隠居が、そう手間も金もかけずにそこそこの飯が食えるヒントを書いているに過ぎない。グルメにやりたい金も熱意もある人は勝手にやっておくれ。
ツユの味付けは、濃縮汁の素をそのまま注いで、好みの濃さにする。お好みしだいだが、私は白ツユが好きだ。
刻みねぎぐらいは入れたいね。まな板や包丁を出すのは面倒なので、100円ショップのねぎ刻み器が便利だ。
後は好みで生卵でも落とせば出来上がりだよ。