雨でグウタラ 筑波の回らない風車判決

KUSHIBIKI2008-09-29

朝から雨降りだし、まるます家も休みなことだしと、今日はグウタラを決め込んだ。

つくば市の回らない風車として以前話題になり、つくば市が設置業者としての早稲田大学を、嘘を言って金だけ取ったと訴えていた裁判の1審判決が出た。

判決は、設置費用約3億円のうち約7割を早大側が市に返却する。市にも落ち度が有ったので、3割を負担するということのようだ。早大側は直ちに控訴した。

この案件は早大にとって、風力事業コンサルタントとして力量を示して今後の受注につなげたいところだったはずだが、大外れで評判を落としただけになった。今回の控訴も、早大には責任が無いとは、こんな業者に誰が仕事を依頼するんだろう。

そして、市側も責任があるとして約1億円の負担をするわけだが、これは結局市民の負担になる。お役人の杜撰な発注でお金が無駄になったわけだが、これでお役人が責任をとらされたとは聞かない。

また、風力発電にまじめに取り組んでいる人たちにとっても、この件は大きな迷惑だったが、誰も責任を取ってはくれない。何とかならない物かね。この国の体質といえばそうかもしれないが。

夕食は、オージービーフさいころステーキ。

最初に話題になった頃に見に行った筑波の風車。背景の建物が筑波颪の風上側。反対側には4階建ての校舎が立ちふさがる。