チョリソーは何語だ

KUSHIBIKI2008-09-26

今日はまた暑くなった。それでも風は秋を感じさせる。

今日のまるます家は、まあ普通の入りかな。2番にマスターが居て、そのお向かいにおひげのご夫婦。テーブル席にはタクシードライバーがお仲間と。3番が空いていたので座ったとたんに、マスターが、早速調べて欲しいことがある、チョリソーとは何語かと。

電子辞書を出しながら、確かスペイン語かとつぶやいたら、スペインに居たことがあるマスターは、聞いたことがないという。

辞書を引いてみれば、ほら、スペイン語で、スペインの代表的なソーセージとありますよ。でも、確かにスペインのソーセージとはあまり聞きませんね。ハムの方が有名だ。

とそこに、1番に居たお客が、ハムって豚の腿肉という意味なんですよね、ロースハムというのは本来のハムではないと話に入ってきます。どうやら私が来る前にそんな話で盛り上がっていたらしい。

良くお顔は見るお客ですが、これまでお話したことは無い。

つまみは鯉の洗いで始めたところに、限定でジャガイモ煮が出てきたので頂く。5皿のうち、この一画で4皿が片付いた。

で、話は飛んで、おひげのだんなが、絶対温度ってマイナス273度でしたっけ、237度かなと聞いて来る。これは273.16度と記憶しているがと辞書を引いてみると、今はマイナス273.15度とされているようだ。

マスターが、理系の人と文系の人となんて話を持ち出してくるが、チョリソーが何語かと、絶対温度の話とがどちらもとっさに出てくる私は何系だ。マスターは文系を自称しているが、小料理のマスターとしては色々と話に乗る必要があって、理系文系を問わず色々なニュースには通じている。

話は更にスイスに完成した巨大粒子加速器に飛んで、あれはどんな物で、正式な名前は何だと。私は稼動開始しても何か成果が見えるのは数年後とあって特に気にはしていなかったし、確かヘリウム漏れか何かで正式稼動は半年ぐらい先になるはずだ。

でもまあ調べてみましょう。

師匠が入ってきて4番に座ったので、もう2勝とは言わないせめてもう一番勝って欲しいと話したが、山本山十両最後の取り組みで、また負けた。さすがに上位で取る力はまだ無いようだ。

帰ってからインターネットで調べてみたが、欧州の粒子加速器について一般向けにきちんと整理された資料はほとんど無いね。ニュースの類や、あるていど知識のある人向け、そしてブラックホールが出来て地球が飲み込まれてしまうとか言う根拠がはっきりしないうわさばかりだ。