煙に締め出されて久しぶりのまるます家

KUSHIBIKI2008-07-15

今朝も熱帯夜だったようだ。幸い雨は降りそうにないし、やや風もありそうなので、室内の薫蒸を行う。

あちこちの物入れを開けて、窓は全て閉め、常時換気の換気扇も止めて、外出仕度をしっかり確認してから、奥の部屋から薬剤をセットしていきます。最後に玄関で靴を履き、忘れ物の無いことを確認してからセット。もう後戻りできません。

ドアの鍵を閉めて、暑い中をとぼとぼとまるます家へ。結構入りが良いですね。いつもの1,2番におひげの夫婦が、3番にマスター、4番にお珍しやおしゃべりな爺さんが。2番と3番の間に椅子を一つ入れてもらって座ります。

おしゃべりな爺さんから早速声がかかって、このところ時間帯がずれていたのだけれど、今日は皆さんの顔を見たくて来たんですよ。日記は毎日見ていますよ、しばらく新しく書いていなかったと思ったらお出かけだったんですねと。爺さんのお相手は5番のお客さんがしてくれそうなので、もっぱらそちらにお任せしましょう。

土曜日に師匠に泣き付かれて思わず付き合い酒が長引いたことをネタにしたり、浜田さんの「ひとり呑み」を紹介したりと。

つまみは先ずは冷奴。いきなり話が盛り上がっていたので写真を撮りそこなった。次にカルシウムこと鰻の骨せんべいを貰ってポリポリやりながらゆったりと。

先日まるます家に献本が有った橋本健二さんの「居酒屋ほろ酔い考現学」をお借りし、買物をしてから暑い中とぼとぼと帰ります。

室内にはまだ煙の名残が立ち込めています。息をこらえて窓を開け、せいぜい換気をしますが、臭いは2時間近く残りますね。その間はクーラーも入れられず、自然の風と扇風機で過ごしました。目に見えた成果はゴキブリ1匹。

社会学の教授さんが学問?としての考現学を書いた本なので、とっつきはちょっと硬いですが、なかなかと楽しく読めます。