一転して雨降りで寒い 鹿児島の甘い醤油
昨夜から雨が降り出し、今日は最高気温も昨日より10度低下の予報。半そでではちょっと肌寒いくらい。
モビリオの車検時期が近づいたので、日程を電話で予約。色々と出かける予定との兼ね合いで期限直前の週に。
先日マスターから、鹿児島の醤油は何であんなに甘いのかと聞かれたので、ちょっと調べてみた。
以前、鹿児島あたりでは甘い醤油が好まれて、砂糖や甘味料を添加した合成醤油のような物がまだ使われていると言う話は聞いたことがある。
ネットで調べてみると、鹿児島醤油の通販サイトでは、確かに甘口醤油が売られているが、原材料表示がはっきりしない物が多い。ネットで醤油を売るのに原材料表示が無くて許されるのかな。
関東で流通している醤油は、まず本醸造醤油以上で、ネット販売でも原材料表示がきちんとされている。
家にあるのは特に良い物ではないが、こいくちしょうゆ(本醸造)、原材料名:脱脂加工大豆、大豆、小麦、食塩、アルコールだね。産地は三重県だけど。その辺りに何かあるのかな。
色々探してみたらきちんと表示しているサイトがあった。
http://www.ebisusyouyu.com/shopdetail/001000000001/order/
甘口特選醤油「吟上」の表示内容は
こいくちしょうゆ(混合)、原材料名 アミノ酸液、脱脂加工大豆、小麦、食塩、糖類(砂糖・ぶどう糖果糖液糖、水飴)、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、甘味料(ステビア、サッカリンNa、甘草)、酸味料、増粘液(キタンサン)、ビタミンB1、保存料(パラオキシ安息香酸)
これは、醸造醤油に鹿児島人の好みの甘さにあわせるために色々の添加物を混ぜて調整した物らしい。
この原材料は、甘みはもちろんだが、関東人にはちょっと理解が出来ないな。ローカルな好みだから善し悪しを言っているわけではもちろん無いし、健康に影響があるわけでもないだろう。無意味に本物志向なところもある生協などではどんな物を売っているんだろう。
これは終戦後の米不足、甘い物不足時代に流通していた三倍増醸酒や合成酒の醤油版が、ローカルな好みに合って残ったと言うことだろうね。
以前行った出雲の居酒屋でも、刺身の醤油がやたらに甘くて往生したことがあるし、加賀の醤油が甘いと言う話も聞いたことがある。
ローカルな好みは色々だと言うことだね。
まるます家は、ちょっと贅沢してキンキの煮つけを。
きれいに食った。