左利きの日

KUSHIBIKI2007-08-29

8月13日は「左利きの日」だそうな。

私自身は、左利きです。字を書くのも箸を持つのも左。でも、それだからと言って世の中の仕組みは右利きのことしか考えていないから、とても不便だとか差別的だとか考えたことは無い。

世の中はやっぱり余裕の無い時代は、多数派を優先して仕掛けつくりをしなければ、経済効率が悪すぎる。

少しは余裕が出来てきたら、少数派の左利きのことを考えて欲しいねと言う意見に異論は無いが、もっと配慮しなければならないハンディキャップを持った方々が優先だろうね。

鉄道の自動券売機のコイン入れ口が右にしかないのは不便だと言うなら、切符の出口が左にしか無いのは大いに不便だろう。右手でコインを入れて、左手で切符を取り、右手で自動改札機に入れろと言うのか。こりゃ右利きにも左利きにも不便だろう。右手しか使えない人にはもっと不便だろう。

世の中は本当に右利きに都合よく出来ているのだろうか?

私は右手でマウスを操作して、左手でペンを持ってメモを取るけれど、右利きの人はマウスを置いてわざわざペンに持ち替えてメモを取るのか!!?? 面倒くさくは無いかい。

事務机は右側に引き出しがあるけれど、たかが引き出しを開けるのに利き手を使うのかい。右手で開けて、利き手(左手)を突っ込んで資料なりを取り出すほうがずっと便利だ。

左利きの人は、ボタンが止めやすいように洋服の前合わせを変えるのだろうか。女性はどうする。

朝日新聞の声欄投書を読んで、言わなくても良いことを言ってしまった。

なお、酒飲み=飲み手=鑿(のみ)を持つ手=左手=左利き だそうな。左に鑿を持つのは右利きだけどね。

下の写真は池袋西口の「ふくろ」のエビかき揚げ。向こうが見えるほどにサックリ揚がっています。