この週末はNATSエコラン

KUSHIBIKI2007-06-16

酒呑童子のエコラン講習

週末はNATSカップ省エネカー競技大会を冷やかしに行きます。

http://www.nats.ac.jp/pc/environment/natscup/18th_top.html

週初めごろの天気予報では、雨でしたが、だんだん良くなって、今の予報では快晴とな。

千葉方面に向かう道は込みそうなので、大きく北への迂回ルートで、11時頃会場到着。今回は参加総数18台ということで、一寸さびしい。エコノパワー鈴鹿大会と重なって、中部以西のチームの参加がないことも大きいですね。

参加者の出足も良くありません。とそこに、はるばる広島から、このイベントのオフィシャルのボランティアをやるだけのために来たM君が到着。愛車はおフランス製からヒロシマ製に変わりました。

そうこうするうちにオフィシャルメンバーも集まり、車検の開始。こちらはあちこちの御知り合いチームを冷やかして。

今回は台数が少ないこともあるのでしょうが、例年あるブレーキテストなどでの再車検が出なかったのは先日の講習会の成果でしょうか。

練習走行も始まります。と、NOKO大チームが下のコーナーの立ち上がりで横転とな。講習会で私が例示した走行モードを妄信して、速度が高すぎたのか。あの走行パターンは、一つの目安で、レースの条件に応じて安全優先に配慮しつつ工夫してみるようにお話。幸いドラーバーに怪我は無く、マシンも無事でしたが、ガラスビュレットが破損したために、コースオフィシャルが安全のために丁寧に清掃してくださいました。感謝。

横転は、過速度もありますが、下のコーナーでのコース取りが、早めにパイロン列に寄り過ぎで、しかもそのまま奥のセーフティーエリアへ突っ込みすぎるため、最後にキュッと舵を切ってコースに戻るパターンになっていることが原因のようにも思えます。

また、この小旋回で速度を殺してしまうため、速い割りにラップタイムが遅く、加速時間が長いことになっているようです。

下のコーナの外で見ながらそんなことを考えていたら、NOKO大のもう一台が、チェンを外してストップ。一度回収してチェンを掛け直して出走しますが、直ぐにまた外れてストップ。

話を聞いてみると、以前の手違いでスプロケットが曲がっているのではないか、などといいますが、そうでもないような。先ず、フレームのエンジンと後輪との間の剛性が低すぎます。チェンが外れるフレームの見本その1。

昨年も何回かチェンが外れているのに、適切な対策が何も取られていないようです。

エンジンスペースを囲う鉄角パイプのフレームが、ほぼ直方体状になっていますが、その前側にエンジンを固定し、後ろ側に後輪支持部が付いており、チェン張力を直接支えるステーがありません。

エンジンの適当なボルトと後輪ブレーキピボット軸との間に適当なアングルで突っ張りを入れることを提案したのですが、リーダーの反応が一寸鈍いですね。まあ君たちのチームだからと、一寸見捨てて、こちらは仲間とのバーベキューの準備。

しばらくして見ると、他のチームが引き上げた中で、一チームだけ作業をしています。覗いてみると、おや、ステーが付いているじゃ有りませんか。チーム内で議論して、付ける事にしたというわけですね。明日が楽しみ。

バーベキュー大会は、某ドライバーの結婚と私の卒業祝いという名目だったはず?ですが、始まってしまえば名目などはどうでも良い。

道具を持ち寄り、有志が買い出しに行って、献立もそれぞれてんでにと。満天の星空の下、楽しく夜は更けます。吟醸酒だけでする豚シャブが、一部メンバーに受ける。

早めに抜け出してテントにもぐって寝ました。