発掘された日本列島2007

KUSHIBIKI2007-06-13

今日は両国の江戸東京博物館で開催されている表記の展示を見に行きました。

1階ではロシア秘宝展みたいのを開催していますが、こちらは5階の会場へ。

これだけ開発が進んだ日本でも、毎年掘れば掘るほど新しい(古い)物が出てくるんですね。

今回の展示のなかでは、京都府亀岡市時塚1号墳出土の「入れ墨のある埴輪」(下写真)が興味を引きましたね。

盾の上に首が載ったような「盾持ち人埴輪」は見たことが有りますが、これは盾の上に頭の展開図、あるいは魚の開き状の人頭がひとつながりで載っています。何か復元上の間違いではと思っていたのですが、現物を見るとかけらの欠損も少なく、矛盾はありません。はて不思議な。

裏側には通常の埴輪のような筒状部分が付いています。

面白いですね。写真は展示パンフレットから。