自分自身をだまさないために その2
酒呑童子のエコラン講習
たとえばこんなことは無いでしょうか。
大会を前にして暑い盛りに練習走行です。でも朝はさわやか、日陰で走行の準備をします。燃料タンクも慎重にトップアップ。
さあ測定と、炎天下のコースへ出て目標とする走行モードで慎重に走ります。
さて戻ってきて、おお!!この減り具合なら夢の3000km/Lも夢ではない。容積法で測定してみると、確かに2700km/Lと。
でもその後は走れば走るほど記録は低下し、いつもの500km/Lに。
そんな経験はありませんか。原因は昨日の例と同じ。
もちろんここではちょっと極端な話をしています。でも、こんな極端ではない結果が出たときには、それこそ実力は藪の中。燃費とは何か。見かけの燃費と真の燃費はどうやって見分ければよいのか。
ちょっと考えてみてください。なお、ここでは燃料噴射は考えない。重量法での測定は後でちょっと触れてみます。