自分自身をだまさないために その1

酒呑童子のエコラン講習

前回の講習で次のように言いました。

「そこそこの知識を確実に身につけて、間違った道に踏み込まないだけの判断が出来る」

これは燃費を良くするために必要であるばかりではありません。悪くしないために、あるいは自分自身をだまさないために必要なことです。

エコランを見に行って、燃料供給所辺りをうろうろしてみていると、毎年一人くらいは、供給された燃料タンクをしっかりと握り締めて計測の順番を待っている人がいます。そして自分の番が来ると燃料がレベルより多く入っているから減らしてくれ、などと言って拒否されています。

あるいは、スタート前待機場所でマシンを見ると、燃料タンクに陽が当たっているのをまったく気にしていないチームがあります。

これは同じ現象について言っているのですが、お分かりでしょうね。