発表だ

KUSHIBIKI2005-10-13

今日は、午前中は全体集会があり、午後のセッションで同行した若手の発表。その後のセッションで私が発表の予定。

午前中は結局説明員で過ごす。昼休みに準備をして、若手の発表を聞く。準備のときはちょっと声が小さくて心配したのだが、何のなんの、立派な発表でした。コチェアの質問がちょっと見当はずれでもたもたしたが、全体としては上出来。

その後は私の出番のセッション。なぜかチェアが同僚なんですが、質問内容などを調整。私の前の発表者はK社の方で、ミッションのドッグ噛み合いの抜け荷重の発生機構のシミュレートなどを話していましたが、ぼそぼそとした話し方で、こりゃ負けないと心を落ち着けます。

現地工場の品質課長チャッカマン(本当は違うが本人も了解の通称)さんが会場にいて、ニコニコと見てくれています。

出だし、セッティングに問題があってつまづきましたが、不思議と落ち着いて話しはじめられました。チャッカマンさんの笑顔が良いですね。うむ、声が裏返ってはいないぞ。タイ語の挨拶を入れたところで、チャッカマンさんが嬉しそうな顔をしてくれたので、また心が落ち着きました。

後は練習したとおり、声にしっかりメリハリをつけて、間合いを十分に取って明確に話を進めます。

実は私の後の発表はインドの会社の方で、発表テーマが丸々かぶっているのですが、話しながらその人の顔を見ていると、最初はどんな展開か興味津々。そのうちにこれはやられたなという感じの顔になり、その後は前にも増して興味しんしんで聞いてくれました。

最後にまたタイ語の挨拶を入れて、チャッカマンさんの笑顔を確認します。

発表が終わると質問の時間です。他で聞いたところではインドの会社の方は大体いつも質問しているとのことでしたが、今回は出ず。コチェアの方がこちらが準備していた丁度その事を質問してくれたので、用意のスライドを出して話すことが出来ました。

その後、K社の方から、この技術は小さいエンジンで検証されているが大きなエンジンでも適用できるのかとの質問があり、この技術は小さなエンジンから大きなものまで、開発でシステマティックに適用していると、はったりをかましてしまった。

次のインドの方の発表を聞き、大体考えていたレベルの内容。終わった後で私の論文のコピーや発表のスライド内容などを差し上げて喜んでもらえました。

これで私の役目は終わり。

バンケットでは、タイの大学の民俗音楽や舞踊のサークルの芸能披露があり、テーブルを回っての記念写真サービスも有りました。またハイテンションおばさんがテーブルを回って鼓舞しています。二人で記念写真を撮ってしまった。このおばちゃん実はタイの自動車技術会の大立者なのですよ。