まだライトプレーンネタ

KUSHIBIKI2004-12-23

翼の骨組みが完成したら、紙を貼ります。骨組みにはスプレーのクリアラッカーを吹いておきます。

キットに付いて来る紙はとても破れやすいので、近頃は避けています。このところ使っているのは、AIRSPANという合成紙。ちょっと重くなりますが、塗装しなくとも耐水性があるので結果的には同程度に仕上がります。

また、湿気によって伸び縮みしないので、翼のねじれが出にくいという利点もあります。

接着は近頃は手抜きで、木工ボンドを使います。先ずボンドを適度に薄く竹ひごの上面と周囲になる面に塗ります。乾燥させます。適度ってどれぐらいだと言われるかもしれませんが、適度にです。ご自分で見つけてください。薄すぎれば接着しないし、多ければ重くなるだけです。

接着剤は、ゴム系のボンドを溶剤で溶いたものを使うほうが軽く出来ると思いますが、においがします。家族の居る室内ではやりにくい。

AIRSPANを大体の大きさに切って、対象部分に置きます。ハンドアイロンを低温めに暖めておいて、先ず翼の根元側の中央を押さえます。ボンドは溶けて接着します。翼端側の中央を同じように接着します。根元側を全部接着します。

翼の前後縁を、出来るだけ紙にしわがよらないように注意しながら交互に少しづつ抑えていきます。ねじれが出ないようにも気をつけます。

翼端に近づいたら、翼端側の部分も前後に張りながら、周囲を接着します。余分をナイフとはさみを使って切り落とします。サンドペーパーで磨り落とすという人も居ます。

アイロンの温度を少し上げて、紙をなでて行くと、紙が縮んでピンと張ってきます。周囲が竹ひごで弱いので、あまりピンと張らせるとねじれるので、適当なところでやめます。周囲の接着部分も適当にに押さえて確実に接着します。

これで機体は一応完成。次は飛行のための調整です。写真は逆さまだ。