恵方巻 うどんのコシ
また良く晴れて、暖かい。
まるます家は金曜にしてはかなり入りが良いですね。1番側におひげの御夫婦が居て、さっちゃん前にはホテルマンが居ます。14番が空いていたのでひとまず座ります。
料理は今日はタラコ焼。
まあちゃんに恵方巻の表由来と裏由来のプリントを渡します。表の方は真面目な顔をして読みますが、裏の方はちょっとニヤニヤと。
それをホテルマンにまわすと、男ならやっぱり裏の方に納得しますねと返ってきた。同感。
店頭での鯉の下処理。頭を落とした後、腹腔に指を入れて苦い肝を引き出す。破れると苦味が広がって苦労する。
東海林さだおの丸かじりシリーズは週刊朝日に今も連載されているそうだけれど、かずちゃんが最近号のを見たら、最近のうどんはコシだコシだと騒ぐけれど、何時からそんなことを言い出したんだ?という事をネタにしているらしい。
確かに私が子供の頃の家庭のうどんといえば、くたくたに煮込まれたヒモカワだったね。コシがあるうどんなんて話題にもならなかった。
さっちゃんにそう言ったら、あの伸びたパンツのゴムみたいなうどんかい、私は大嫌いだねと言われた。まあ好みの問題ではあるけれどね。
元々日本の小麦粉はグルテンが少なくてコシのあるうどんには出来なかった。今の讃岐うどんのコシは、戦後の援助物資として入ってきたオーストラリア産の小麦粉に由来すると聞いたことがある。
今も90%以上はオーストラリア産の小麦を使っているらしい。地産地消を狙って小麦の新品種が開発されたが、使いにくいので普及していないようだ。
国産信仰と讃岐うどんファンは、何処で折り合いをつけているんだろう。