栃木名物「もろ」
今日もかなり気温が下がったが、良い天気だ。
まるます家は、今日はかなり入りが少ない。1番にマスターが、おや今日は半そでとは極端だね。2番が空いていたので座り、何で半そでなのかと聞くと、いや上着はしっかりしたのを着てきたけれど、今は熱いのを食ったところで、脱いでいるとのこと。
今日のつまみは銀むつの煮魚にしよう。
昨日の怪しい料理本は、マスターの店では大うけだったそうな。と言うことは、うちの店はおかしな客が多いと言うことかと、分かっていれば世話は無い。
昨日の秘密のケンミンショーと言うテレビ番組でのねたが、結構面白かったので、話題にしてみる。
海無し県である栃木県で、盛んに食べられている魚があると言う話題。他の県ではあまり食べない。
待て待て、それは栃木出身のさっちゃんに聞いてみてから詳しく聞きたいとマスターが言うので、昼飯に上がったさっちゃんを待つ。その間に師匠も来て横に並んで、その番組を見たと言うので、ひとまず口止めをする。
戻ってきたさっちゃんに聞いてみたが、そんな魚は知らないよ、とそっけないお返事。
あれまあ、栃木でも更にその一部での話しなのかな。話題の魚はネズミザメなのだが、産地では、ほかにもっと旨い魚があるのに、サメなど食わないそうな。栃木では切り身だけが流通していて、栃木県民もどんな魚かは知らないとか。
それからローカル食の話になり、大阪人のマスターは、おでんにあのぐにょぐにょのチクワブと中途半端な魚のスジが入っているのが許せないと宣言します。そう言われても関東人は心が広いから袋叩きにはしないけれどね。