エコパ冷やかしと新型カブエンジン

KUSHIBIKI2008-10-19

酒呑童子のエコラン講習

今日はホンダエコノパワー全国大会の決勝日。幸い良い天気になりそうだ。

6時ごろに出発。今日は早く着きたいので、高速道路利用。先ずはガソリンを入れる。152円/Lまで値下がりしていた。

外還道から常磐道経由で友部で下り、山越えして8時半頃会場着。途中小さな赤い車が自転車を屋根に載せてすっ飛んで行ったのはお仲間に違いない。

先ずはピットを回ってお友達仲間とご挨拶の交換です。この業界に28年も居るとお仲間が多い。

右写真は某チームの参加の記録。三角のステッカー1枚が一レース分。

それともう一つは、昨年スーパーカブのエンジンがモデルチェンジして、燃料噴射仕様になったのだが、それがどのように使われているかの情報収集。

有力チームを見て回ったが、新型エンジンを使っているのは、Honda系の有力チーム水曜クラブだけの様だ。それも、エンジン骨格の主要部分は新型を使っているが、燃料噴射系についてはスロットルボディーとノズルを流用しているだけで、他のセンサー類や制御システムは全く専用に仕立てているようだ。燃料ポンプも使ってはおらず、圧縮空気加圧式にしている。

 

 水曜クラブの燃料系。左側の密閉パックが電子制御系/スロットルボディー。左下方に伸びるのが吸気管

 

 同チームの車体。WEMのフレームに比べるとかなり華奢だ。

レース中はグランドスタンドに陣取って、参加車両の見物。相変わらず記録狙いの最先端からお遊びボディーまで様々だね。

それでもトップグループの車体は確実に進歩しているようだ。

  

 水曜クラブ/エンドレスとチビT/下総高校

  

 T360/カーチス号/ロータスヨーロッパ

走行終了後、ピットをまたうろうろしていたら、ベイントのM村さんから、新型カブの燃料噴射系を手に入れて、ポンプはエイプのものを使い、これまでのエンジンに組んで回してみたが、どうも上手く回らないと言うお話。

ポンプはやたらに熱くなるし、エンジン始動直後しばらくは、相当過剰な燃料を吹いているみたいだとか。何か情報は無いかと聞かれたが、私自身も全く情報が無い。

では水曜クラブに話を聞いてみようかと、M村氏を連れて水曜クラブにピットへ。どちらも参加暦の長いチームだが、直接話したことは無いそうです。

水曜クラブのリーダーM田氏を紹介して、話が始まりましたが、M田氏の意見では、電子制御システムが全くセッティングができないようになっているので、燃料噴射システムの流用は非常に困難だろう。市販のエコラン用燃料噴射システムを使うことを考えた方が早い。と言うことのようだ。

そこまで聞けば私の方は用が済んで、他のチームを冷やかして歩いていたが、お二人は長年競技に参加している同志、話が弾んでいたようだ。

終結果が出る前に、引き上げます。帰りは急ぐことも無いのでした道で。4号バイパスを主に使って帰りましたが、大して渋滞することも無く、17時過ぎに無事帰着。

さすがにちょっとお疲れで、F1をテレビ観戦する元気も無く寝た。