休養日 船場吉兆 われらが居酒屋

KUSHIBIKI2008-05-07

さすが長旅で疲れが溜まったので、今日は外出せずに休養とする。

ところで、3日あたりに報道された船場吉兆の料理使いまわし疑惑。旅行中とてその後を全く確認していなかったのだが、今日女将社長がお詫び会見をしたニュースが出ていた。

聞けば聞くほど納得できない言い訳だよ。ここ数年続いた会社不祥事で、会社を維持する一番の方法は、悪いところを全て調査し、洗いざらい発表してお詫びすることに尽きると言うことが、社長たちに徹底されたと思ったのは間違いだったか。

私はお客様のお相手をしていたので、調理場のことは全く知りませんでしたなんて、就任して半年経つ社長の言えることか。

料理長も料理長だ、使いまわしは「もったいない精神」と言うか、なんて言えば、もったいない精神をお持ちの皆さんの気持ちを逆なでするだけだろう。お客が手をつけないような料理は作らないと言うのが普通のもったいない精神の第一歩だ。

また、「一流の」料理人でも、社長の指示と有ればお客を裏切ることも平気ですると消費者に印象付けたことで、全ての料理人を敵に回したわけだ。

これを書いているのは8日の午前だが、テレビなどでは、7日までは利用者の心情に配慮してか、「手をつけていない料理の使いまわし」と、遠まわしに表現していたのが、船場吉兆のあまりにいい加減な言い訳にあきれたか、今では「残飯の使いまわし」と直接的な表現になっている。

ところで我らの居酒屋だが、調理場はお客に丸見えだから、こんなことは先ず起きないよ。大体、手をつけないような料理を注文するような客は居ないだろう。まるます家では、約一名、そんな客が居ないわけではないけれどね。

添え物のパセリも、じゃんけんをしてでも責任者を決めて食い尽くしていく、すじの良い客も居るしね。

写真は5日の競技風景。