中華航空機 ボルト脱落し燃料タンクに穴

KUSHIBIKI2007-08-24

一寸これは勘弁して欲しいな。スラットのリンクのボルトが脱落して、地上移動中のスラット操作でそれが押し込まれてタンクに貫通と。

右写真は朝日新聞の朝刊一面より。

まだ整備の不具合かボーイング社の仕様上の問題かは明らかではないが、有ってはならないことでしょう。

一方、その左に掲載されていた記事。37年前生産の扇風機が原因で火災と。これでメーカーの名前を出されては一寸かわいそう。

電気製品は、10年たてばメーカーとしての責任は負いかねる。20年たてば危険だから使わないほうが良いと言うのが、まあ、技術屋としての感覚。合成樹脂で出来た絶縁材だってそんな寿命は保証しかねる。

以前に話題になった中古家電の流通を規制しようと言うのも、そういう発想で出てきたはずだが、レトロ家電、特に音響機器の流通を規制するのは政府の身勝手だと言う世論?でなし崩しになってしまった。

使えるからまだ使っていると言う家電は、この際更新を考えたほうが良い。使い続けるよりも更新したほうが環境にも良いと言うものもあるはずだし。