炎天下を東大メソポタミヤ展へ
朝にまるます家へ寄った後、上野駅へ出て、炎天下を東大まで歩く。
東京大学博物館で開催中の「遺丘と女神-メソポタミア原始農村の黎明」展と「東京大学コレクションXIX 標本は語る」展を見る。
不忍池の南を回り、病院のある鉄門から構内に入る。いや、レンガ積みの古そうな建物がまだ現役でかなり残っていますね。
実は、東京に住んでいながら東大構内に入るのはこれが初めて。日陰を選んで歩きながら、構内の南端に位置する博物館へ。冷房が効いていてホッと一息。入り口正面にはオウストラロピテクスのルーシーが全身骨格でお出迎えです。そして色々な生物標本がずらりと。
でも、なかなか面白いものもありますが、展示するなら説明の札はもっと統一した分かりやすいものにすべきではないでしょうか。研究室で付けた分類管理用の札そのままというのは、観覧者に対して失礼だと思います。
その奥には、メソポタミヤでの東大考古発掘隊の成果が。
入り口を入ったところの展示が、旧石器時代の履物の足跡レプリカと。一寸虚を衝かれましたね。確かに旧石器時代に履物を履いていたかどうかは、遺物がない以上、謎であったわけで、これは大きな成果です。
でも、個別の説明札の字が小さくて、読書用めがねをかけても良く見えない。照明も暗めにしているので、いよいよ読めない。これがやっぱり東大なのかと、改めて思いましたね。
炎天下へ出て、東大の象徴その一、赤門へ。
記念写真を撮ってから、そのそばにある東大直営お土産屋?で東大マーク入りの脂取り紙、420円。
次は東大の象徴その2、安田講堂へ。おや、大賀ハスが並べられた向こうに見えるそれは意外と小さかった。学園闘争華やかなりし時代に生きた私にとっては、テレビで見た安田講堂はもっと大きいものと記憶していた。
階段を下りて、今日の目的の一つ、大食堂へ。何にしようかなと、どれも確かに美味しそうで、安い。
やっぱり東大の象徴「赤門ラーメン」360円かな。これは大きめのどんぶりに、ゆでた麺を入れ、モヤシ多目の野菜炒めをたっぷりとのせ、その上に真っ赤な肉味噌ダレをかけたものです。
食べてみると、そんなに辛くは無く、結構美味しい。麺は少しゆですぎか。汗だくで、腹一杯になりました。