女川でボートに乗る

朝は早起き。仕事のメンバーが集まる前に、女川の港を一回り歩きます。

港の周囲には祭日ということもあって釣り人が繰り出しています。女川の釣りで面白いのは、岸壁から陸に向かって竿を伸ばしている人を見かけることです。かなり異様。実は岸壁が支柱の上にコンクリートの板を並べたようになっていて、下は海。コンクリートの板には間隔をあけて直径50mmほどの穴が開いているのです。

海に転落する危険が無いので、子供や女性を多く見かけますが、おっちゃんもかなり居ます。見ていると20cm位の魚が釣れています。女川名物とか。

港の奥のほうへ行くと、なにやら騒いでいます。大物をかけた様子。雄だメスだと騒いでいます。な、何だと見ていると60cm位の鮭を釣り上げました。メスです。岸壁に放り出すと腹が破れてイクラが撒き散らされます。川を探して紛れ込んだ鮭ですね。

宿に戻って待つうちに全員集合。お仕事は色々と。

昼飯は女川の「おじか」で。イクラ丼やうに丼で結構有名な店のようです。祭日ということもあって、観光客らしいのが2千円以上もする丼を注文していますが、こちらはお仕事中の昼飯。つぼだいの焼き魚定食などをいただきます。800円で十分満足です。

午後もお仕事。

宿の夕食は6時30分から。以前にも書きましたが、うまくてたっぷりの夕食が売り。

今日の献立は、秋刀魚が刺身とヌタ、たたき。ホヤは蒸ホヤのみ。刺身盛り合わせは別にあって鯨とホタテ貝柱とヒモ。甘エビ。知らない巻貝の煮たのと穴子の天麩羅。これは暖かいうちにいただきました。めかぶのたたいたのかな。火の上には松葉蟹の足ときのこなどの野菜、今回はあわびの小さいのがバター風味で蒸し焼きになっています。

さすがに一部は満腹で残しましたが、どれも旨い。

でもちょっと飲み足りないので、町へ繰り出します。もうおなじみになった「かぐら」。

喰う方は十分なので軽いものをと思ったら白子の揚げ出しというのがあります。旨そうな。注文します。

飲み物は「甕覗き」という芋焼酎が先日からお気に入り。今日は寒いのでお湯割にしましょう。甕から柄杓で汲み出し、お湯で割ってくれます。良いですね。

ここの揚げ出しは、以前注文した豆腐の揚げ出しもそうですが、汁たっぷりでこれも良いもんだと思います。おいしいですね。

ここで飲みながら「散歩の達人」を見ていたら東京の話題になりました。

でも、あまり遅くならないように切り上げて、宿に戻って風呂を浴びて寝ます。