今日もせっせと練習

KUSHIBIKI2006-10-29

体調もほぼ戻ってきて、夜来の雨も上がったので、田んぼへ練習のために繰り出します。

今日はサーマル(上昇気流)検出のための温度計の使い方の確認です。

熱容量が小さくて応答性の良いサーミスタ温度計を手に、気流の動きを読み取り、良いサーマルが出たときにグライダーを曳航して上昇気流に放り込めば気流とともにグライダーが上昇して良い結果が達成できます。

熱上昇気流は、温められた地面からきのこのように生長し、十分大きくなると気泡のように地面から離れると言うイメージです。温度計を見ているとだんだん気温が上がっていくのが見えてきて、気泡が地面を離れると周囲から冷たい空気が入り込んで気温が下がるのが観察されると言うことです。

実際の気温の変化はせいぜい2℃足らず。しかも実際には風のために空気の水平方向の移動もあるので、余り単純には行きません。その中から何らかの法則性を見出せるかどうかが勝負の分かれ目になります。

今日は条件が全体として良かったこともあり、かなり読めましたが、さて本番ではどうでしょうか。ポケコンを使って、気温変化をグラフで読むと言うシステムを開発している人も居ます。