ホンダミュージックに酔いしれる

KUSHIBIKI2006-08-26

ツインリンクもてぎで開催されるコレクションホールの動態確認テストを見に(聴きに)行ってきました。

東京を出るときは雨模様で、途中でも時々降っていたので、実際に開催されるか心配だったのですが、現地に11時前についてみると路面も乾いていて、ピットの屋上へ登ってみると、おお!本田F1最初の優勝を遂げた1965年のRA272が走っているではありませんか。1回当たり3周ぐらいしかしないので、その音と姿を確認するのみ。さすがにちょっとばらついていますが、良い音です。

その後、ブラバムBT16とBT18が走って午前の部は終わり。

昼休みは、全ての車両がピットの外に出されて、柵越しですが、間近に見られます。

と、主催者側に知人を見つけて、ゲストパスがいただけました。柵の中に入って、各マシンを更に自由に見られます。持つべきものはお友達。

午後は、何と、1963年の、本田最後の4気筒250ccマシン、RC164の走行から始まります。翌年からは6気筒になり、その後レギュレーションで2気筒に制限されたので、文字通り最後のモデルになりました。

エンジンは多分レストアされた後の最初のお披露目。まだカウルが出来ていないのか、エンジンむき出しなので、細かいところまで見ることが出来ます。写真で茶色に写っている鋳物は元々はマグネシウムのはずですが、腐食してしまったので、当時の図面を元に新しく鋳造したようです。ただし、今後の動態保存を考えてあえてアルミで鋳造したとか聞いています。

それに続いて、1962年の125cc2気筒RC145が走行します。これはその後5気筒に発展し、単気筒に制限されて現在に至っています。これはカウルをつけたままなので、エンジンを見ることは出来ませんでした。

嬉しい一日でした。