JR脱線事故で処分

KUSHIBIKI2005-07-15

今日の朝日新聞朝刊(14版38面)に先日の福知山線事故に関連した社員の懲戒処分の記事がのっていた。

見出しは「救助怠った社員ら処分」

前略 JR西日本は14日、脱線した快速電車に乗り合わせながら救助活動をしなかった運転手や 中略 戒告や厳重注意などの処分にした、以下略

確か報道では、彼ら運転手は事故に遭った後、我に帰って上司にどうすれば良いか電話で相談したところ、上司がそのまま出社するように指示したとのことであったはず。

現場にいて動転している本人に適切な判断を求めるのは酷であろう。特に上司の指示があればそれに従うのが普通と思われる。責められるべきは大事故の連絡を受けながらのんびりとして、いつもどおり出社するように指示した上司であるはずだ。

労働組合は、この件に関して何もしないのであろうか。全社を挙げて総懺悔ではなく、責任の所在を明確にしていくことには労組にも責任があると考える。