省エネレース

KUSHIBIKI2004-08-01


久しぶりに私のマイクロ旋盤を引っ張り出して鉄の削り加工です。

今度のWEMスゴウ大会で使う駆動系のスプロケットの取り付け関係を加工します。最初は加工も依頼するつもりだったのだが、なぜか加工見積もり依頼に全く回答が無く、しようが無いのでべたのスプロケットを自分で加工することにした。

先ずは28T。内径をΦ33にナカグリします。外径が大きすぎてチャックでくわえられないので、スプロケットに捨て穴を開けて、面板に固定する。ダイアルゲージで振れを確認して固定し、内径を削ります。

そのあと、取り付け穴のPCD44をバイトの先で罫書きます。そのままで、歯先の厚みを2.8mmから、3/32チェン用に2.1mmに削ります。

外して、取り付け穴を既製のスプロケットをガイドにして明ければ完成。

ハブに取り付けてみればまずまずの出来。

次に29Tの加工にかかりましたが、なぜか歯先の削りが、いっこうに切れません。研ぎなおして見ても食い込んでいきません。なぜか硬い。結局断念しました。いちおう28Tがあればレースは何とかなるでしょう。最悪1/8チェーンを使えば大丈夫です。

なれないので、準備と片づけで時間ばかりとられますが、自分で加工が出来る体制とは良いものです。